元プロドライバーが教える高速道路での事故の対処方法

先日タレントの桜塚やっくんが中国道にて事故にあわれ亡くなられました。

中国道の美祢I.Cから下関I.Cにかけては普通の時でも事故の多い場所で、ましてや大雨の日は必ずといっていいほど事故の発生する場所です。
今回非常に残念だったのは、事故の後の対処さえ間違っていなければ、2名の命は失われずにすんだのです。

 というのも事故車両の映像をテレビやネットなどで見たところ高速道路の事故のわりには、軽いなというのが私の印象です。普段あまり高速を使われない方などは、あまり事故現場を目にする機会が少ないため、あの写真を見て激しく損傷していると思われるかもしれません。
 
 しかし、私が長距離ドライバーとして、また管理者として働いていたときはもっと激しい現場なり写真なりを数多く見てきました。桜塚やっくんの事故自体では乗っていた人はすべて軽傷ですんでおります。その後2人が高速道路上に出てしまったため、後続車にひかれ亡くなったのです。これは事故後の対応を誤ってしまったために起きた事故なのです。
 
 つい先日も名古屋の伊勢湾岸道にて乗用車がなんらかの理由で本線上に停車し、そこに居眠りをしていたトラックに追突され家族3名が亡くなるという事故もありました。(停車理由はよくわかりませんが。)

高速道路上で他の車を決して信用してはいけません。特に夜中などは居眠り運転の車両を多々見かけます。さらに漫然運転(起きて運転はしているがぼーっとしているため注意が散漫になっている)をしている車はもっと多くおります。
 
 夜間、ライトをロービームで見える範囲といえばせいぜい60mくらいではと思います。時速100kmで走っている車は1秒間に約28m進みます。空走距離(運転者がブレーキをかけようと判断し実際にブレーキが効き始めるまでに進む距離)は約21mです。さらにそこから制動距離をプラスしないといけません。時速100kmでは60mとなるそうです。(JAFクルマなんでも質問箱参考)
以上より夜間の高速で気づいた時にはすでに間に合わないのです。雨が降っているとさらに視界は悪くなり、制動距離も伸びます。

 高速道路上で停車しているということはいつ突っ込まれてもおかしくない状態なのです。さらにスピードが出ているため予想外のことも起きます。例えば、中央分離帯を乗り越えて反対車線に飛びだすなどです。

以上のことより事故や故障などで高速道路上で停車した場合にすることは下記です。

①高速道路上に停車しているということは、それだけ危険な場所だということをしっかりと認識する。

②事故や故障などをし、やむなく停車する場合、慌てず回りをよく確認しながら車から出て、発煙筒などで後続車に知らせる。

③とにかく安全な場所に避難する。車両より後方のガードレールの外など※ガードレールの外も決して安全ではないため、車両より前には避難しない。

④携帯電話や非常電話で連絡をする。#9910


詳しくはJAFクルマなんでも質問箱で確認してください。

事故により尊い命が失われたりケガをされることが少しでも減っていけばと思います。
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